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SELF-INTRODUCTION

自己紹介

この男、実は凶暴につき
長江 努
Tom NAGAE
CIO/会長/ファウンダー
プロフィール
起業家として2004年にディレクションズ、そして2008年にライツを創立。一貫して若い世代のクリエイティブマインドを育むコンテンツを企画・プロデュース。その表現領域は映像に止まらず、メディアアートから2.5次元舞台まで幅広い。受賞歴多数。

Photo by 平間 至
長江 努

PROJECTS代表的な仕事

2000~2009
『デジタル・スタジアム』(NHK BS1) … プロデューサー
◎グッドデザイン賞受賞(2001年)
2001~現在
『天才ビットくん』『ビットワールド』(NHK E テレ) … クリエイティブディレクター
◎バンフ国際テレビ祭 双方向番組部門グランプリ受賞(2009年)
◎グッドデザイン賞受賞(2009年)
2007~2010
『星新一ショートショート』(NHK 総合) … アニメ話数担当プロデューサー
◎国際エミー賞 コメディー部門 グランプリ受賞(2009年)
2008~2010
『イヴの時間』(OVA) … プロデューサー
◎東京アニメアワード OVA部門 優秀賞受賞(2010年)
2008~2010
『i3DG / Palm Top Theater』 … 共同開発者
◎アルス・エレクトロニカ 審査員特別賞受賞(2010年)
◎文化庁メディア芸術祭 エンターテイメント部門 審査員特別賞受賞(2010年)
2010~2014
『こびと観察入門』(OVA) … クリエイティブ・ディレクター
◎ライセンシング・オブ・ザ・イヤー(2011年)
2015~2018
『影鰐-KAGEWANI-』(OVA) … クリエイティブディレクター
2016~2019
『アイキャラ』(日本テレビ) … クリエイティブディレクター
2018
『ひらがな男子』(OVA /舞台) … クリエイティブディレクター
2018~2019
『妖怪! 百鬼夜高等学校』(BS 日テレ/舞台) … クリエイティブディレクター

SELF-INTRODUCTION自己紹介

長江 努
中学の頃からラジオの魅力に取り憑かれ、将来はラジオの世界で働きたいと漠然と思っていました。深夜放送が小さいコミュニティを形成してムーブメントに繋げていく、まさに今のインターネットのような役割を持っていたからです。高校2年の時に『ビートたけしのオールナイトニッポン』が始まってから、毎週欠かさず聴くくらいにたけしさんにハマりました。大学でもマスコミ学を学べる社会学部に進学、本気でラジオ業界へ進むつもりでした。ところが就職活動でラジオ関連は全滅、どうしようか迷っていた頃に始まったのが『天才たけしの元気がでるテレビ!』(日本テレビ)でした。たけしさんファンであっただけでなく、番組が視聴者に呼び掛け毎週末に大盛況のイベントロケが行われるスタイルを見て「ああ、これはラジオだ!」と思い、番組の制作会社を受験、見事内定をもらいました。
長江 努
入社してみると、体育会系という言葉を凌駕するくらい猛獣が跋扈する動物園のような環境でした。そしてその頂点にいたのがテリー伊藤こと伊藤輝夫さん。幸か不幸かその真っ只中、元気班に配属されてキャリアがスタートしました。キレやすく暴れだすと手が付けられなくなる一方で、天才的なヒラメキで次々に突出したアイデアを思いつく様を目の前で見せられる毎日。さらには当時芸人としてキレッキレのピークにあった憧れのたけしさんと一緒に仕事させてもらう中で、今につながる着想の瞬発力が育まれたと思っています。
長江 努
そんな環境で5年近く働きましたが、次第にこのままずっとバラエティ番組を作り続ける将来が描けなくなり、会社を退社、たまたま知り合った秋元康さん、堤幸彦さんの番組の取材ディレクターとして単身ニューヨークへ渡りました。渡米前は全く思い入れもなかったのですが、数ヶ月生活する中ですっかり街の魅力や人々のライフスタイルに魅了され、本気で住みたいと思うようになりました。紆余曲折を経て現地の日系の制作会社に入社、結局20代後半はニューヨークで暮らしました。組織に依存せず逞しく生きるニューヨーカーたちに影響される毎日。今から思うと起業精神の種はその頃に撒かれたものかもしれません。
長江 努
30代以降の自分しか知らない人に20代のことを話すと決まって驚かれますが、「ムーブメント志向」「独立独歩」の精神は間違いなくディレクションズ、そしてこのライツの根幹に刻み込まれていると思います。

HIRAMA’S EYE平間の眼

The Rolling Stonesのデニムジャケットを着た後ろ姿を撮影していた時に、表向きの“出来る社長”のイメージの裏側には、やさぐれている部分を持っているんだなと感じました。そのやさぐれ感がブルーの背景と重なった時に、ポップな感じになって昇華させることができたと思います。
長江さんのやさぐれ感や思春期を引きずっている部分というのが、子どもたち向けのコンテンツのクリエイティブに上手く反映されてるんじゃないかな。完全に大人だったら作れないですよ。
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