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SELF-INTRODUCTION

自己紹介

Over50のオタクな食いしん坊
クリエイターを応援します!
池部 博哉
Hiroya IKEBE
制作管理
プロフィール
熊本市出身。高校で自主映画制作。高校卒業後4年間、映画館の暗闇に逃げ込み、バイト生活。22歳、大学進学で上京。教職と学芸員課程を履修するも、テレビ番組制作会社に就職。京都・奈良の情報番組、クリエイターの登竜門プロジェクト、短編アニメーション、音楽教養番組とその二次展開、音楽教育教材制作などに携わる。現在は、バックオフィス業務、衛生委員など、制作の後方支援に注力。

Photo by 平間 至
池部 博哉

PROJECTS代表的な仕事

1997~2004
『京都が好き』『都のかほり京都』『都のかほり奈良』(テレビ朝日)
AD→アシスタントプロデューサー(AP)兼ディレクター
2004〜2008
『デジタル・スタジアム』(NHK BS)
AP・応募作品管理・作品スカウト・審査事務
2008〜2010
『星新一ショートショート』(NHK BS・総合)
アニメーション作品制作進行
◎第37回国際エミー賞コメディー部門最優秀賞受賞
2009
『シーシック・セイラーズ登場!』鈴木慶一(SONY MUSIC DIRECT)
特典映像制作
2009〜2014
『スコラ 坂本龍一 音楽の学校』(NHK Eテレ)
AP(season1)、プロデューサー(season2,3,4)
2012
『スカイツリーの魅力すべて見せます』(NHK BS)AP
『劇場版 東京スカイツリー 世界一のひみつ』(角川映画)取材
2013
『ムーンライダーズ 火の玉ボーイコンサート 2011.5.5 MOVIE』(SSNW)制作
『80年後のKENJI〜宮澤賢治21世紀映像童話集』(NHK BS)アニメ作品制作
『坂本龍一 音楽で楽しむ大河ドラマ』(NHK 総合)プロデューサー
2014
『坂本龍一 Music For ダンゴムシ』(NHK Eテレ・NHK for School)
プロデューサー
2014〜2015
『岩井俊二のMOVIEラボ』(NHK Eテレ) プロデューサー
2014〜
『小学生の音楽1〜6』(教育芸術社)授業支援映像制作
2015〜
『中学生の音楽・器楽』(教育芸術社)授業支援/デジタル教科書映像制作
2015〜2017
『ムジカ・ピッコリーノ』(NHK)
シーズン3,4(メロトロン号編),シーズン5(アポロン5号編) プロデューサー
◎第20回文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門審査委員会推薦作品
2016
『はちみつぱい ~45th Anniversary ライヴDVD』(ポニーキャニオン)制作
2017
『楽譜が読めるようになる!vol.1 リズムトレーニング』(教育芸術社)デジタル教材 プロデューサー
2018
『1分でわかる映画遺産』(スターチャンネル)プロデューサー
『ソプラノリコーダー授業』(YAMAHA SES)デジタル教材制作
2019〜2021
『世界を応援しよう!』キャンペーン動画(NHK・NHK for School)制作
2020
『おんがくであそうぼうピコトンズ』(Sony Interactive Entertainment) toioタイトル企画協力
2020~2021
『チコちゃんといっしょに課外授業』(NHKエンタープライズ)ライブ配信制作

SELF-INTRODUCTION自己紹介

池部 博哉
【オタクは料理に向いている】
最近、料理研究家のリュウジさんが「オタクは料理に向いている」とコメントしている動画を見て、いたく共感してしまいまして(笑)。確かに、自分には好きなことを集中して掘り下げ、いろんな知識を蓄えたいオタクな性質があるから、料理が好きなのか、と(笑)。作っているのは凝ったものではなく、家族と毎日食べる料理です。妻と一緒に味・栄養のバランス・コスト・衛生面も考えつつ“映え”は後回し。レシピに関する情報は本当にたくさんあるので参考にしつつも、それまでに実際に食べた、作った経験から自己流で。今は息子のお弁当作りもあって、作り置きや短時間で出来るおかずのレパートリーが増えました。冷凍食品もおいしいものがあるので取り入れています。

料理は、調理器具も重要ですね。引っ越して、ガスコンロからIHクッキングヒーターになったときは、目に見える火の加減から、加熱して温度を調整する感覚に慣れるまでは時間がかかりました。その一方で、鉄のフライパンを重く感じるようになって、軽いテフロン加工のフライパンを試してみたら、扱いやすいし手入れも楽で、今の自分にはあっているな、とか。最近、重要になってきたのは、健康のために年齢と運動量にあわせて、塩分・脂の量をコントロールすることが必須になってきたことです。危機感もあって、そのあたりの知識を高速でインストールしたいです!
こうやって話をしていると、家庭料理の知識と経験の積み重ね、変化への対応というのは、映像制作、コンテンツ制作にも重なるところがあるので、そこはオタクな性質が幸いしてきたのかもしれないな、とあらためて思いますね(笑)。
池部 博哉
【運がいいオタク人生。over 50、これから】
自分はオタクとして、本当に運がいいな、と思うんですよね。
1つは、NHK BS『デジタル・スタジアム』(通称:デジスタ)という番組にスタッフとして参加できたことです。テレビ番組制作会社に就職して、その会社が制作していた『デジスタ』を一視聴者として楽しみに見ていたんです。主に学生が作った映像作品・インスタレーションを募って、クリエイティブの最前線にいるクリエイターがキュレーターとして紹介・審査する番組でした。自分も高校生の時に8ミリフィルムで映画制作して、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)に応募したり、学生の時にPFF事務局でアルバイトしていたこともあって、クリエイターを応援する番組の姿勢に共感していたんです。2004年、会社の先輩の長江さん(現:ライツ会長)、山本信幸さんに相談して『デジスタ』に参加させてもらえることになりました。スタッフになってからは、業務として年間500本くらいの応募作品を見ていましたね。作品のデータを整理して、審査に同行、キュレーター(審査員)のみなさんの講評をまとめて、番組制作につなげていく。それはクリエイターを“応援”することでもあって、とても大きなやりがいを感じていました。また、そこで出会ったみなさんと『星新一ショートショート』をはじめとしたコンテンツ制作の担当することが出来たのも楽しかったですね。当時、ご一緒したクリエイターさんたちが、今も活躍されていて、新しい作品を観られるのは、とても嬉しいことです。

もう一つ、音楽オタクとしての幸運。十代から聴き続けたYellow Magic Orchestra、moon ridersファンの私が、坂本龍一さん、鈴木慶一さんと番組を制作する貴重な経験が出来たのは、これまた本当に幸運なことでした。しかも、Eテレ『schola 坂本龍一 音楽の学校』制作を通しての多くの方々との出会いが、Eテレの子ども向け音楽教養番組『ムジカ・ピッコリーノ』、小・中学校の音楽教科書の教材映像制作、デジタル音楽教材制作、デジタル知育玩具の音楽タイトルの企画協力、と、つながっていきました。若いディレクターやスタッフたち、また『デジスタ』『星新一ショートショート』で出会ったクリエイターのみなさんともいっしょに作っていけた、という幸運の連鎖でもありました。

オタクの私も歳を重ねて、Over50です。自分をMacやPCに例えると、機種としては古くなってきたので、処理速度や容量が、いつまでOSのアップデートに耐えうるか、ということはあるのですが(笑)。大学の教職課程で履修した発達心理学によれば「人は一生を通じて心と体を成長・発達させ、変化していくことが出来る」ので、これまでの経験は活かしつつ、ライツで今のクリエイター、ディレクターたちを支援するいろんなやり方を、それこそオタクとして深掘りしながら、身につけていきたいですね。
池部 博哉

HIRAMA’S EYE平間の眼

池部 博哉
普段から、家庭でお子さんのお弁当やご飯を作られているようなので、
撮影は写真館で実際に料理を作ってもらいました。
フライパンを持つ左手の肘の使い方が上手でしたね。

撮影後に小松菜の炒め物、卵焼き、おにぎりをみんなで食べました。
奥さんが作った鶏手羽元のオレンジジュース煮、とてもおいしかったですね。
塩分や油の量をしきりと気にされていましたが、
どれも素材を活かしたシンプルな味付けで、おいしくいただきました。
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