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SELF-INTRODUCTION

自己紹介

ドキュメンタリーからドラマまで
真実を寛大に追求します
遠竹 真寛
Masahiro TOTAKE
ディレクター
プロフィール
日本大学藝術学部映画学科在学中より映画制作を開始。
ドキュメンタリーからドラマまで様々な現場を転々とした後、Eテレの子ども番組・教育番組のディレクターをおよそ10年に渡り務める。近年は『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』『浦沢直樹の漫勉neo』などの演出を手がける。

Photo by 平間 至
遠竹 真寛

PROJECTS代表的な仕事

2014〜2015
『岩井俊二のMOVIEラボ』(NHK Eテレ)映画教養番組
2015〜2019
『ムジカ・ピッコリーノ』(NHK Eテレ)子ども向け音楽教養番組
◎第20回,22回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品
2017
『カガクノミカタ』(NHK Eテレ)理科/科学番組
◎第22回文化庁メディア芸術祭審査員推薦作品
2017
『浦沢直樹の漫勉』「清水玲子」(NHK Eテレ)ドキュメンタリー
2018
『Close to ART』(NHK国際放送)・美術館紹介番組
2019
『松岡修造の人生はテニスだ!』(NHK Eテレ)体育教育番組
2020
『しぶやネウボラ!』(YouTube 渋谷区子育て公式チャンネル)
2020〜2022
『シャキーン!』(NHK Eテレ)子ども番組
2022
『無人運航船 DFFASプロジェクト』(日本財団)ドキュメンタリー
2022
『親子で一緒に学ブーカちゃん』(フジテレビ)親子向け番組
2023
『浦沢直樹の漫勉neo』「手塚治虫」(NHK Eテレ)ドキュメンタリー
◎ギャラクシー賞2023年2月度月間賞
2024
『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』「マイシェルター」(NHK BSP)ドラマ
2024
『怖い絵本』シーズン7(NHK Eテレ)アニメーション・実写ドラマ

SELF-INTRODUCTION自己紹介

遠竹 真寛
小学生の時に『ターミネーター2』とそのメイキング映像を見て、これを作っている人たちが存在するのだと知ったのが、全ての始まりです。その後邦画や、ポーランドのキェシロフスキ監督の映画に夢中になりました。映画を一緒に作る仲間と出会いたい一心で日本大学藝術学部に進学しました。卒業制作は40分のSF映画。この時に一緒に映画を作っていた仲間とは今も一緒に仕事をしています。

卒業後最初にやった仕事は、NHKの黒澤明監督についてのドキュメンタリー番組のADでした。この番組は当時の記録担当だった野上照代さんの脚本に書き込まれたメモと証言から、黒澤組の撮影現場を浮かび上がらせるという内容で大変勉強になりました。また、同時期に手塚治虫先生のドキュメンタリーも担当しました。この時手塚先生の漫画や資料を大量に読んだ経験が、最近になって『浦沢直樹の漫勉neo』手塚治虫特集の際に役立ちました。長く続けると様々な経験や縁が繋がっていくと実感しています。
その後20代は様々な映像の現場を転々としました。尊敬する同郷の岩井俊二監督を訪ね、アシスタントをやらせていただいた時期もありました。後に、NHK『岩井俊二のMOVIEラボ』という番組に繋がり、岩井監督が故郷で撮影した映画の現場に参加させていただいたりもしました。
遠竹 真寛
ライツ社長で当時ディレクションズのプロデューサーだった林要さんとの出会いをきっかけに、ディレクションズに本格的に合流した後は、ディレクターとして主にNHK Eテレ『ムジカ・ピッコリーノ』『シャキーン!』『カガクノミカタ』などの子ども番組を担当しました。徹底的に取材を行い、それを子どもの視点や感情の流れに沿って、番組として再構築するという経験は本当に勉強になりました。子役や音楽家に光をあて、子どもたちに向けたコンテンツを本気で作る仕事は、何にも変え難いやりがいのある仕事でした。

子ども番組や映画制作などを通して、私は子どもが奇跡を起こす瞬間を3回ほど目撃しました。それは子どもを決して制御せず、ただ環境だけを整え見守ることに徹した時に起こりました。子どもたちに何かを「させよう」「成立させよう」とすると、途端に作られたものになってしまいます。それは観ている人にも伝わってしまうものだと思います。しっかりと環境を整え、信じて、待つことを心がけています。
遠竹 真寛
子どもが生まれたタイミングで育休をいただきました。
『漫勉』などでご一緒させていただいた倉本美津留さんとのご縁で、『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』に参加、念願のドラマ演出で復帰しました。自主映画を作っていたこと、子ども番組の演出経験、映画の現場経験、スタッフが大学の同級生だったことなどが一つに繋がり、転機となる大きな仕事となりました。今日までこの仕事を続けて来られたのは、巡り巡るご縁のおかげです。
遠竹 真寛

HIRAMA’S EYE平間の眼

遠竹 真寛
自分の好きな小道具を持ってきてくださいというのが今回の写真撮影のお題でしたが、遠竹さんが持ってきた小道具は、まさかのお子さん(笑)いざ撮影が始まるとお子さんはしっかりカメラを見て笑ってくれましたが、肝心の遠竹さんがカメラを見てくれず、お子さんの方ばかり見ていてちょっと困りましたね(笑)。
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